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聖地「赤浦」参拝

更新日:2014.10.20

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 薬師如来ご出現の「聖地」赤浦へ参拝、汐汲みを行いました。参加は約30名、地元はもとより、東京、広島、愛媛など遠方からも参加がありました。過去20年遡っても、これほど好天はなかったほどの快晴、べたなぎ、穏やかな海でした。

 当日は坂浦のお祭りで、漁師さんは終日仕事をしないという慣習から船も出ない日のようでしたが、聖地・赤浦参拝のため曲げて船を出していただくことになりました。まさに神仏和合、慈悲の決断です。船頭さんに感謝です。

 興味深いのは、船頭さんのお話「お薬師さまと与市の伝承」です。明らかに寺に伝わる話とは異なり、書物でも伝えられる話とも異なり、やたら詳しいのです。これらのお話しはひょっとすると1100年にわたって地元の人々に口伝されてきたのかも知れません。

 その最たるは与市が飛び降りた「百丈が滝」です。なぜ崖を滝というのか疑問でした。滝などありません。ただ海にせり出している100メートル級の崖です。ところが、船頭さんに案内されて海からその崖を見て初めて知りました。「あの、色のついた部分、雨が降るとあそこに2筋の滝が現れるんです。海からしか見ることは出来ません。」と。

飯塚大幸(一畑薬師管長)

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