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4月の言葉「風流をたのしむ」

更新日:2025.04.01

皆様こんにちは。管長(住職)の飯塚大幸です。春が来ました。山からウグイスのさえずりが聞こえます。一畑薬師の境内も、桜、木蓮、花芽のつぼみがふくらみ、まさに開花です。色も香も音も風も、春一色になりました。 心を和ませてくれる日本の季節。これをたのしむ風流を「花鳥風月」とも表現されます。人間が年齢を重ねるごとに美しいと思う対象は「花鳥風月」の順番に変わっていくとも言われます。

 

さて、美しい桜も長くは続かず、やがて散りゆくもの。そして新緑がやってきます。若葉が輝き、生命の息吹を感じさせてくれます。やがて夏の暑さへ、秋には紅葉し、冬には静けさに包まれます。この世のすべてのものは常に移り変わり、けっして同じ状態にはとどまりません。
私たち自身もまたしかり。「無常」という仏教の教えそのものです。風流をたのしむは「今」を大切に生きることを教えています。どうぞ毎日さわやかにお過ごしください。

令和7年(2025)4月1日